尾去沢鉱山
(鹿角市)
歴史・文化
1300年にわたり、日本の鉱業を支えた鉱山
「尾去沢鉱山」の歴史は古く、和銅元年(708)までさかのぼります。砂金が奈良時代の東大寺の大仏や平安時代、奥州藤原氏によって築かれた平泉でも用いられたと伝えられています。金が枯渇してきた元禄8年(1695)には銅鉱が発見され、日本の主力銅山の一つとなりましたが、昭和53年(1978)には、銅価格の低迷と鉱石の枯渇により閉山しました。
現在は観光坑道が公開されていて、江戸時代から近代にかけての鉱山の様子を知ることができます。また、ガイド付きマイクロバスでまわる「産業遺産コース」もあり、尾去沢鉱山の選鉱場跡、製錬所跡や、東北地方で最も早く文明開化の恩恵を受けた尾去沢の街並みを見学。砂金採りや天然石掘りなどの体験コースもあり、こちらは子ども達に人気。鉱山産業のうつりかわりを知ることができる、日本最大の銅鉱山史跡です。
INFORMATION
住 所 | 秋田県鹿角市尾去沢字獅子沢13-5 |
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電話番号 | 0186-22-0123 |
営業時間 | 【夏季】 4/1~10/31 9:00~17:00【冬季】 11/1~3/31 9:00~15:30 |
定休日 | 年中無休 |
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