小坂町 十和田湖と明治時代を楽しむまち

　自然景観が美しい「十和田湖」とともに、明治百年通りに、当時賑わった芝居小屋である「康楽館」、栄華を誇った鉱山文化の象徴「小坂鉱山事務所」などの近代化産業遺産が保存、活用されている小坂町。
　300万本のアカシアの花から放出される甘い香りが町全体を包む6月、「アカシアまつり」が行われ、湖と親しむ絶好の季節の７月には、「十和田湖湖水まつり」が行われます。しんしんと降り積もる雪がいっそう静寂さを増す冬には、「十和田湖冬物語」が行われます。
　冷涼な台地で栽培されたブドウが収穫に向かう秋には産直はブドウ農家のブドウ畑の一角に直売所が登場し、さまざまな種類のブドウが並びます。町が力を入れる、山ブドウ系品種でつくられる小坂七滝ワインは個性的なラインナップでファンを楽しませます。公演に訪れた歌舞伎役者も魅了したというブランド豚「桃豚」も定評があり、その肉を使ったかつがラーメンの上に載るユニークな「小坂町かつらーめん」も注目されています。
道の駅こさか七滝の目の前にある「七滝」もおすすめです。2023年秋には十和田湖和井内エリアに新しい道の駅も完成予定でますます観光が楽しみな町です。
（写真／十和田湖　康楽館　小坂七滝ワイン）

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