岩手町 アートと植物を楽しむ水源のまち

　町の東側に北上山地の山並み、西側には奥羽山脈９００ｍの山岳地帯に囲まれた岩手町。年平均気温は9.3℃。寒暖差の激しい岩手町は、その気候と地形を活かした野菜や果物の生産が盛んな町です。
　「道の駅石神の丘」の産直では自慢のキャベツ「いわて春みどり」やブルーベリーがシーズンに並びます。春みどりのソフトクリームやブルーベリーカレーもあります。道の駅は、産直、「石神の丘美術館」やレストラン、子ども用の公園まで用意された町いちばんの観光スポットです。「恋人の聖地」でもある美術館は、花とアートの森としてリニューアル。ほのぼのとする動物彫刻の人気作家三沢厚彦作品を中心に、現代アートと四季折々の花々を楽しめるスポットとして楽しめます。2万株のラベンダーが香る時期は「ラベンダーフェア」も開催されます。国道4号をはさんだ向かい側にある岩手町彫刻公園は無料でアートが楽しめるオープンミュージアムになっています。
　また、県内一、東北では二番目に長く宮城県の石巻市まで続く北上川の源流「弓弭の泉」がある川の町としても知られています。御堂観音堂の一角に源流が湧き、向かいは川の駅があり休憩スポットになっています。川口秋祭りでは、狐面の子どもたちが登場する狐踊りなど独特な文化の一面を見せます。
　新幹線駅とIGR岩手銀河鉄道の沼宮内駅があり、電車旅でアクセスすることもできます。
（写真／石神の丘美術館　川の駅　道の駅石神の丘）

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（PDF：11 MB）