紫波町 南部杜氏ともちもち牛の里
盛岡・八幡平広域エリアの南の玄関口に位置する紫波町。水田や畑作、リンゴ、ブドウなどの果樹の生産が盛んで、岩手県内有数のフルーツの産地として知られています。もち米「ひめのもち」は国内でも有数の生産量を誇り、産直などにはゴマやクルミといったもちが並びます。
南部杜氏発祥の地ともいわれ、岩手でいちばん歴史が古い1684年創業の吾妻嶺酒造をはじめ町内4軒の造り酒屋が醸造する地酒は町の自慢。近年は地元のブドウ農家が栽培するブドウを使用したワインの醸造にも力をいれ、味わいある地ワインにも注目が集まります。さらにリンゴでお酒をつくる醸造所もでき紫波の醸す力は増しています。
食の豊かさが自慢の紫波町ですが、岩手県でも比較的古くから開けた地域で、坂上田村麻呂ゆかりの地や奥州藤原氏、源頼朝が陣ケ岡まで来ていたなどのさまざまなエピソードが史跡とともに今に残ります。のどかな農村の風景の中に眠る歴史を探訪する旅が楽しい町です。小正月に豊作を祈願して行う「山屋の田植踊」は、国指定重要無形民俗文化財に指定されており、豊かな農村文化の象徴となっています。
(写真/城山公園 岩手しわもちもち牛 地酒)
INFORMATION
お問い合わせ | 一般社団法人 紫波町観光交流協会 |
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住 所 | 〒028-3318 岩手県紫波郡紫波町紫波中央駅前1丁目2-2 |
電話番号 | 019-676-4477 |
FAX | 019-676-4422 |