盛岡・八幡平ワイド観光エリア

佐比内の金山 ( 紫波町 ) 


南部のゴールドラッシュを支えた金山

 紫波町の東側・佐比内地区には、僧ヶ沢金山や洞ヶ沢金山、朴木金山など多数の金山の採掘記録があり、多くの金を産出していたことがわかります。
 金山の採掘権を請け負ったのは京都の丹波弥十郎でした。江戸幕府のキリスト教弾圧が厳しい時代で、弥十郎が連れてきた労働者のなかには、多くのキリシタンがいたとのこと。鉱山の中には警察権が及ばなかったため、たくさんのキリシタンが潜んだといわれています。鉱山はもっとも安全な隠れ場所だったのです。金山からはキリシタンの墓碑などが発見されています。盛岡藩最大といわれた「朴木金山」でしたが、わずか30年ほどで終わりました。当時の繁栄は「佐比内金山祭」から窺い知ることができます。毎年8月に行われ、住民による「佐比内金山太鼓」が披露されます。

[基本情報]
電話番号:019-672-2111  ( 紫波町商工観光課 ) 
ホームページ:あり ( http://www.town.shiwa.iwate.jp/ ) 

[マップ]


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