▼陣ケ岡陣営跡と蜂神社 ( 紫波町 )
奥州藤原氏にゆかりのある史跡
陣ケ岡は、昔から軍事の要衝であり、征夷大将軍・坂上田村麻呂や、源頼義・義家が立ち寄った伝説が残る場所です。源頼義・義朝は、前九年合戦のときに、陣ケ岡に陣営を敷いたといわれます。頼義・頼家父子が勧請したとされる「蜂神社」や頼義が造らせたと伝わる「日の輪・月の輪」などの史跡も残っています。
陣ケ岡は奥州藤原氏ともゆかりの深い地。源頼朝による奥州藤原氏征伐の際、頼朝は陣ケ岡に陣をはり、殺害された藤原泰衡の首が届けられるのを待ちました。さらし首にするときに洗ったとされる清水があり、「首洗いの井戸」と呼ばれています ( 後に移築復元されたものです ) 。その後も、たびたびの軍事の要衝地となりましたが、今は、春は桜やツツジ、夏はアジサイ、秋は紅葉が美しい場所です。平泉を訪ねた後にぜひとも足を伸ばしたい史跡。
[基本情報]
所在地:紫波町宮手字陣ヶ岡69
電話番号:019-672-2111 ( 紫波町商工観光課 )
ホームページ:あり ( http://www.town.shiwa.iwate.jp/ )
[マップ]