▼七ツ森 ( 雫石町 )
宮沢賢治の作品に登場する七つの森
花巻出身の童話作家・宮沢賢治の作品にたびたび登場する「七ツ森」は、生森、石倉森、鉢森、三角森、見立森、勘十郎森、稗糠森を総称して言います。賢治は理想の地として岩手を「イーハトーブ」と名付け、作品に登場させました。それらの風景は今でも残っていて、人々に感銘を与えてくれます。そんな風景が「イーハトーブ風景地」として国指定名称指定されました。平成17年 ( 2005 ) 3月に「七ツ森」も指定されました。
国道46号を秋田方面へ行くと、「七ツ森森林公園」があり、七ツ森を散策できるように遊歩道が整備されています。ガクアジサイやドウダンツツジ、ヤマツツジなどの花が楽しめるほか、野鳥のさえずりも聞こえてきて、心が和んできます。七ツ森の頂上から眺める雫石の町の風景もすばらしく、一枚の写真のよう。季節や時間に応じて、異なった表情を見せるのがまた魅力的です。
[基本情報]
所在地:雫石町七ツ森
営業時間:利用期間 4月下旬〜11月下旬
電話番号:019−692-2111 ( 雫石町役場産業振興課 )
ホームページ:あり ( http://www.town.shizukuishi.iwate.jp/ )
[マップ]