▼野村胡堂・あらえびす記念館 ( 紫波町 )
「銭形平次」の生みの親、野村胡堂の人となりを知る
捕物帳作品の傑作『銭形平次捕物控』の原作者・野村胡堂 ( 本名・長一 ) は、明治15 ( 1882 ) 年10月15日、紫波郡大巻村 ( 現・紫波町 ) に生まれました。盛岡中学卒業後、東京帝国大学法科に入学しましたが、卒業を目前にして父の急遽により学費が払えず退学。明治45 ( 1912 ) 年5月、報知新聞に入社し記者生活を始めました。その後、「あらえびす」のペンネームで報知新聞にクラシック音楽の紹介記事を掲載し、大きな反響を得ました。代表作である『銭形平次捕物控』が文藝春秋『オール讀物』に掲載されたのが昭和6 ( 1931 ) 年、以後27年間で全383編を書き続けました。
「野村胡堂・あらえびす記念館」は、野村胡堂の生い立ちや業績、愛用品などを展示。また、教育助成事業への貢献のために、胡堂が晩年に設立した野村学芸財団についても紹介しています。
「あらえびすホール」では、胡堂が集めたSPレコードを蓄音機で聴く「レコードコンサート」や、様々なイベントも行っています。
[基本情報]
所在地:紫波町彦部字暮坪193−1
営業時間:9:00〜16:30 ( 入館は16:00まで )
定休日:毎週月曜日 ( 祝日の場合は翌日 ) 、12月28日〜1月4日
電話番号:019−676-6896
入場料:一般310円、小・中・高150 円 ( 団体割引あり )
ホームページ:あり ( http://kodo-araebisu.jp/ )
[マップ]